2021-09-21
相続した不動産など、空き家のまま放置されている家が日本には数多くあります。
所有している空き家を売りたいと考えているものの、なかなか行動に移せないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家を売りたいと考えている方に向けて、売却に必要な費用や、「そのままの状態で売却すべき空き家」と「更地にしてから売却すべき空き家」の違いについてご紹介していきます。
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売りたい空き家がある場合、売却方法には主に2つの選択肢があります。
まず1つ目は、空き家になってから日が浅かったり、建物自体の築年数がそれほど経っていないのであれば、空き家をそのままの状態で「古家付き土地」として売却する方法です。
空き家を解体する費用がかからず、解体期間も不要なため、コストを抑えて早く売却活動を始めたいという方におすすめの方法です。
築年数が20年以内で建物の状態も良好に保たれている空き家であれば、「中古物件」として売り出すことも可能でしょう。
一方、2つ目の方法として、築年数が古く老朽化が進んだ空き家の場合は、更地にしてからの売却がおすすめです。
買い手にとっては古家を解体する手間や費用が省け、購入後にすぐ新しい家を建てられるメリットがあるため、スムーズな売却につながりやすいからです。
なにより、老朽化した空き家が建っている土地よりも、更地の状態のほうが買い手に与える印象が良くなることが多いのです。
ただし、更地にすると、家が建っている状態に比べて固定資産税の減額措置がなくなるので、スピーディーな売却を心がけましょう。
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空き家は所有しているだけでさまざまな費用がかかります。
主な項目としては、近隣住宅に迷惑をかけないための空き家のメンテナンス費や、空き家が遠方にある場合は訪れる際の交通費、契約状況によっては光熱費や保険料がかかることも。
もっとも負担が大きくなるのは固定資産税で、額は空き家によっても異なりますが年間10万円ほどを支払わなくてはなりません。
放置期間が長くなり「特定空家等」に指定されると、固定資産税が高額になる恐れがあるので注意が必要です。
売りたいと考えている空き家があるならば、少しでも早く着手することをおすすめします。
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いつか売りたいと思っている空き家は、後回しにしていても良いことはありません。
空き家となった家は想像以上に劣化が早いため、強風で屋根や壁が飛ばされて近隣住宅に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
空家の売却を検討されている方は、まずお気軽にお問合せください。