2022-11-08
事故物件はそのままでは売却が難しいため、放置している方も多いのではないでしょうか。
しかし、事故物件でもリフォームをおこなうことで、マイナス面をカバーできる場合もあります。
ここでは、リフォームが事故物件の資産価値に与える影響や、事故物件をリフォームするときの費用と注意点について解説します。
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事故や自殺などがあった事故物件は心理的瑕疵物件と呼ばれ、売却時に告知義務があるだけでなく、一般的な売却価格より10~30%ほど安値で売買されます。
事故物件のリフォームをおこなっても資産価値が高まることはありませんが、下落をある程度止めることは可能です。
ただし、リフォームをおこなっても告知義務はなくならないため、注意しましょう。
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事故物件のリフォームの目的は、資産価値を維持するためと不快感を除くための2つに分かれます。
資産価値を維持するリフォームでは、換気扇や水回りの設備の交換などをおこないます。
とくに自殺を連想させる浴室は、設備を入れ替えることが買主の心理的負担の軽減につながるでしょう。
設備の規模やグレードにもよりますが、水回りの設備を入れ替える場合の費用は23万円から50万円程度が相場といえます。
不快感を除くことを目的としたリフォームでおこなうのは、特殊清掃や壁・床の張り替えです。
特殊清掃では、室内にしみついた臭いやカビなどを、強力な薬剤を用いて除去します。
壁紙の張替えで1㎡あたり1,000円前後・床を張り替える場合の費用は1㎡あたり4,000円前後が相場と考えておくとよいでしょう。
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事故物件は、リフォームの前に特殊清掃をおこなう必要があります。
また、事故物件であることは、リフォーム業者にも伝えなくてはなりません。
事故物件に対応していないリフォーム業者も多く、事故物件であることを隠して依頼するとトラブルに発展するおそれがあるため注意しましょう。
また、事故物件であることを最初に伝えておくと、適切なリフォームの提案をしてもらえる場合もあります。
依頼時に予算を含めた希望も伝えておくと、リフォームがよりスムーズにすすみます。
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事故物件のリフォームをおこなうと、資産価値の低下をある程度防ぐことができます。
特殊清掃が必要な場合は、リフォームより先におこないましょう。
事故物件のリフォームを専門業者に依頼するときは、事故物件だと事前に伝えることが大切です。
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