2023-05-02
いつが売り時なのかわからず、中古マンションの売却に踏み切れないという方も多いでしょう。
また、自身が所有している物件にどのくらいの価値があるのかも気になるところではないでしょうか。
そこで今回は、中古マンションの築年数が売却にどう影響して価値が決まっているのか、売り時や築年数の古いマンションの売却についてご紹介します。
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中古マンションの資産価値は、建物と土地の両方で決まります。
このうち、土地については時間が経過すると価値が低下するものではないと考えられているため、建物のみ築年数の影響を受けます。
基本的には築年数が経過すればするほど設備や建物構造の経年劣化が進むため評価額は下がり、結果として売却価格は下がることになるでしょう。
また、中古マンションの土地の部分についてイメージしにくい方もいると思いますが、実は「敷地権」という権利が発生しています。
敷地権とは、建物が建てられている土地の権利を区分所有者で共有するという権利であり、売却の際は専有部分と共用部分、敷地権を売却することになるのです。
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中古マンションの売り時としておすすめの時期は、築15~25年のタイミングであり、中古マンション市場でもニーズが高い物件です。
築浅とはいいきれない築年数であるものの、築年数が10年未満の物件と比較して価格が安いことや、経年劣化がそこまで進んでいないことが人気の理由として挙げられます。
また、購入の際に所得税が減税される「住宅ローン控除」は築25年未満の物件にのみ適用されることも、購入ニーズが高い理由のひとつでしょう。
築25年以降の物件は急激に成約率が低下するため、この築年数に当てはまる物件を所有している方はなるべく早く売却を進めるべきだといえます。
築5年までの築浅物件についても比較的高い価格で売却できるものの、売却時に住宅ローンを完済できるかが鍵になるでしょう。
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売り時を過ぎた築30年以上の中古マンションでも、下記の条件を満たす物件はスムーズに買主が見つかる可能性が高まります。
築30年ほどの時期に大規模修繕を実施するマンションが多いため、工事が完了したタイミングで売却するのがおすすめです。
共用部や外壁などが綺麗に修繕されているため、購入希望者に良い印象を与えるでしょう。
人気エリアに所在する物件は、築年数が経過している物件でも例外的に資産価値が下がりにくい傾向にあります。
土地価格が年々上昇していることから、むしろ予想を上回る価格で売却できることもあります。
今回は、中古マンションの築年数が売却にどう影響して価値が決まっているのか、売り時や築年数の古いマンションの売却について解説しました。
築15〜25年程度の物件が市場ニーズがもっとも高いため、そのような物件の売却を検討している方はなるべく早めに売却活動を進めることをおすすめします。
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