注文住宅は売却しにくい？売れにくい物件の特徴や売却するポイントを紹介

住んでいるマイホームを、生活スタイルが変わったなどの理由で売却しようと考えていませんか？
注文住宅の場合、一般的に売れにくいとされているので、売り出しても買い手がつかないかもしれないと不安があるでしょう。
本記事では注文住宅について、建売住宅との違いや売却しにくい物件の特徴、売る際のポイントをご紹介します。

注文住宅と建売住宅の違いとは？中古物件として売却できるのか

注文住宅とは、購入希望者のさまざまなこだわりが取り入れられたオリジナルの住宅です。
完成した住宅が土地とセットで販売される建売住宅とは、立地や間取りが自由に選べるかが違います。
新築で購入する場合は、注文住宅のほうが自分好みの家が手に入るので憧れる方は多いでしょう。
一方で中古住宅として売却する場合は、売主の好みやこだわりが強く表れているため、建売住宅よりも売れにくくなってしまいます。
しかし近年では住宅に対する意識や考え方が変化しているため、以前よりも需要が高まっています。

注文住宅のなかでもとくに売却しにくい物件の特徴

実際のところ、中古の注文住宅は売却しにくいですが、そのような物件には特徴があります。
1つ目は、デザインがユニークすぎることです。
たとえば外観がガラス張りの家は、外から室内が見えてしまうので、買主からは遠ざけられてしまいます。
2つ目は、間取りの使い勝手が悪いことです。
段差が多い住宅や2階がすべてLDKの住宅、螺旋階段の家などは注文者のこだわりが強く、なかなか買い手がつきません。
また、二世帯住宅もなかなか買い手がつきにくいです。
3つ目は、土地に制限があることです。
住宅にお金をかけるために、土地代を節約したケースもあります。
それゆえに不整形地や傾斜地、旗竿地などを購入した結果、勝手が悪くなるので結果的に売れにくくなります。

注文住宅を売却する際のポイントを3つご紹介

売れにくいとされる注文住宅を売却するには、いくつかのポイントがあります。
1つ目は、周辺環境の変化をチェックして売るタイミングを見極めることです。
とくに郊外の場合、ショッピングモールが開設されたりドラマのロケ地となったりすると、地価は上昇します。
2つ目は、地盤の硬さをチェックすることです。
近年では地震や豪雨などの災害が多く、耐震性の高い土地の需要が高まっています。
そのため、地盤調査をおこなって安全であることを証明すれば、売れやすくなります。
3つ目は、どのような建築方法で建てられたかをチェックすることです。
中古住宅は、一般的な在来工法（木造軸組工法）で建てられた住宅がもっとも売れやすいため、購入希望者へのアピールポイントになります。

まとめ

注文住宅は、使い勝手の点から建売住宅よりは売却しにくいと言われています。
しかし最近では、住宅への考え方が変化しているので、需要が以前よりも高まっています。
また売却する際のポイントもあるので、買い手がつきにくいからと諦める必要はありません。
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