不動産が売れない原因とは?おすすめの改善案やポイントについて

2021-12-14

不動産が売れない原因とは?おすすめの改善案やポイントについて

この記事のハイライト
●不動産が売れない原因は土地と建物で異なる
●なかなか売れない不動産におすすめしたい改善案
●売却が困難な不動産でも可能な解決のためのポイント

所有する不動産を売却したくても、なかなか売れないためにお困りの方もいるのではないでしょうか。
成約に至らない原因はさまざまなので、物件の特徴に合わせた対策を講じる必要があります。
今回は不動産が売れないときに試したい改善案や、解決のためのポイントをご紹介します。
鳥取市、倉吉市、米子市、兵庫県北部で売れない不動産にお困りの方は、ぜひチェックしてみてください。

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不動産が売れない原因とは?

不動産が売れない原因とは?

不動産が売れない原因には、主に以下のものが考えられます。

  • 販売価格が適切でない
  • 売り出し時期に問題がある

どんなに魅力的な物件でも、相場よりも高いなど価格が適切でないと売れない原因になります。
また売り出し時期にも影響を受けやすく、不動産取引が活発な時期を逃してしまうと、買い手が見つかりにくいことも多いでしょう。
一戸建てやマンションの場合、売却にかかる平均的な期間は2か月~3か月と言われています。
そこで3か月以上売れない期間が続くなら、販売価格や時期を見直してみましょう。
このほか、物件自体に何らかの原因があるケースも考えられます。

建物が売れない原因

建物が売れない場合は、以下の原因が考えられます。

  • 建物の外観や室内に、汚れ・損傷が目立つ
  • 現行の耐震基準を満たしていない

建物の場合は、快適に過ごせる物件を求めている方がほとんどです。
そのため住宅であれば、住み心地に影響するような汚損があると売れない原因になりがちです。
またマンションなどの集合住宅では、エントランスや廊下といった共有部分の状態も確認しておきましょう。
そして現行の耐震基準を満たしていない物件も、売れにくい傾向にあります。
加えて築古であることも珍しくないので、建物自体には値段がつかないケースも考えられるでしょう。

土地が売れない原因

土地が売れない場合は、以下の原因が考えられます。

  • 立地条件が良くない
  • 不整形地である
  • 再建築不可物件である(接道義務を満たしていない)

土地の需要は、立地条件に大きく左右されます。
交通アクセスの不便なエリアや、周辺環境が良くない場合は、売れない原因になりがちです。
また形がいびつな不整形地も建物を効率的に建てられないため、整形地と比較して売れにくい傾向にあります。
また一度更地にしてまうと再び建物を建てられない、再建築不可物件も注意が必要です。

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不動産が売れないときの改善案

不動産が売れないときの改善案

不動産がなかなか売れないときは、原因に合わせた改善案や対処法を試してみましょう。

ハウスクリーニングやリフォームを実施する

不動産がなかなか売れないときは、物件を魅力的に見せるような改善案がおすすめです。
清潔度合いは第一印象に大きな影響を与えるので、室内の清掃を徹底してください。
またマンションならエントランスや廊下、集合ポスト、ゴミ置き場なども清掃しておきましょう。
このほか必要に応じて、リフォームにより建物の瑕疵を解消するのも効果的な改善案です。
専門業者にハウスクリーニングを依頼する
水回りの汚れは、個人では清掃しきれないケースが少なくありません。
このほか自分ではどうにもならない傷や汚れがあるときは、専門業者にハウスクリーニングを依頼しましょう。
ポイントを押さえたクリーニングなら、費用も安価に抑えられます。
またペットや喫煙者がいた部屋は、壁紙ににおいが染み付いています。
クリーニングでは落としきれない汚れやにおいがあるなら、壁紙を貼り替えるのもおすすめの改善案です。

土地の瑕疵を解消する

土地に問題があると、売れない原因となりがちです。
具体的には、以下のような瑕疵が考えられます。

  • 境界の未確定
  • 越境(屋根や植栽、塀などが境界を越えている状態)
  • 土壌汚染
  • 地中の埋設物

境界が確定していない土地はなかなか売れないので、確定作業も並行して進めていきましょう。
その結果、越境が判明する場合もあるので、隣人の協力も得ながら越境している状態を解消しましょう。
このほか土壌汚染や地中の埋設物が疑われる場合も、建物の建設に支障があるため買主に不安を与えてしまいます。
そこで地歴調査や地質調査により、土壌汚染や埋設物の有無を調べるのもおすすめの改善案です。

デメリットの伝え方を工夫する

購入判断に影響を与えるようなデメリットは、後々のトラブルを防ぐため正しく告知する必要があります。
しかし伝え方を工夫するだけで、良くない印象を和らげられるかもしれません。
人には最後に与えられた印象が残り評価に影響を及ぼす、新近効果と呼ばれる現象があります。
そこでネガティブな情報は先に説明を済ませ、最後にポジティブな情報を伝えると、悪い印象を和らげる効果が期待できるでしょう。
マイナスポイントを具体的に伝える
売れない理由となりがちなマイナスポイントも、許容範囲内であれば気にしない方は少なくありません。
たとえば騒音問題があるなら、時間帯や音の大きさなどを具体的に伝えるようにしましょう。
騒音の種類によっては、その程度であれば問題ないと受け止めてもらえることもあります。

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売れない不動産を解決するためのポイント

売れない不動産を解決するためのポイント

前項で紹介した改善案を試しても、不動産がなかなか売れないこともあるでしょう。
不動産は所有しているだけで、固定資産税や維持管理費といったコストが負担になります。
そのため通常の不動産売却より不利な条件であったとしても、長期的なコストを削減するため早めに手放すのがポイントです。
そこで売れない時期が長く続くなら、以下の解決策をお試しください。

寄附・贈与する

売れない土地をどうしても手放したいなら、自治体への寄附を検討してみてください。
どのような土地でも寄附を受け付けているわけではないものの、自治体が必要であると判断すれば受け取ってもらえる可能性があります。
また隣地の所有者へ、無償で贈与する解決方法もあります。
無償なら受け取りたいと考える方もいるため、どうしても売れない不動産を所有しているときは隣人へ打診してみましょう。
ただし無償譲渡であっても、贈与税が発生する可能性はあるので注意してください。

相続を放棄する

原則として、不要な土地や建物を放棄する手続きはありません。
しかし相続で取得した不動産なら、相続放棄する方法があります。
なお注意すべきポイントとして、相続放棄の場合はその他の財産もすべて放棄しなければなりません。
また相続放棄しても納税義務がなくなるだけで、注意義務や管理義務は引き続き元々の所有者が負わなければなりません。
さらに相続放棄の手続きをすることなく建物を放置すると、最終的には特定空き家に指定されるリスクがあります。
特定空き家に指定されると、居住用物件に適用される固定資産税の優遇措置を受けられなくなってしまいます。
そのため、相続で不動産を取得したものの利用予定がなく、売れない可能性の高い不動産は、相続放棄を検討するのがポイントです。

不動産会社の買取を利用する

なかなか売れない不動産は、いくら値下げしても成約に繋がらないケースは珍しくありません。
そこで検討したいのが、不動産会社による買取です。
相場価格よりも割安になりやすいものの、早期に現金化できるメリットがあります。
ただしすべての不動産会社が、買取に対応しているわけではないのが注意したいポイントです。
なお、おたから不動産では買取のご相談も受け付けております。

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まとめ

不動産が売れないときに知っておきたい、原因や改善案をご紹介しました。
売却が困難な物件であっても、解決のためのポイントを押さえて早期の処分を目指すのがおすすめです。
おたから不動産では、鳥取市、倉吉市、米子市、兵庫県北部で不動産売却に関するお問い合わせを受け付けております。
所有する物件がなかなか売れないためにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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