2024-08-27
不動産の売却を検討している方にとって、「越境」という問題は見逃せないポイントです。
越境とは、隣接する土地に対して境界線を越えている状態を指し、売却時には特別な注意が必要です。
この記事では、越境とは何か、越境している不動産を売却する際の注意点や売却方法について解説していきます。
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越境とは、不動産の敷地内にある塀や樹木、建物などが隣接する土地の境界線を越えて侵入している状態を指します。
越境は、とくに古い建物や土地でよく見られる問題であり、隣接する土地所有者との間でトラブルの原因となることがあります。
たとえば、隣の家の塀が自分の土地に少しでも越境している場合や、自分の家の樹木が隣の土地に根を張っている場合などが典型的な例です。
これらの越境問題は、通常、隣人同士の話し合いや協議で解決されるべきものですが、売却時にはより慎重な対応が求められます。
越境を放置して売却を進めると、後々に大きなトラブルにつながる可能性があるため、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
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越境している不動産を売却する際には、いくつかの重要な注意点があります。
まず、境界確定をおこない、越境の有無を明確にすることが必要です。
なぜなら、境界が不明確なまま売却を進めると、後でトラブルになる可能性が高まるからです。
次に、越境についての覚書を隣接する土地所有者と交わしておくことが推奨されます。
これにより、越境部分についての理解と合意を文書で確認することができます。
さらに、越境している土地は、買主側が住宅ローンを組めない可能性があることに注意しなければなりません。
つまり、越境問題を解決しないまま売りに出しても、住宅ローンを組めないことが原因で購入候補から外されてしまう可能性が高いです。
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越境している、またはされている不動産を売却する際には、いくつかの方法があります。
まず、越境部分を取り除くことが可能であれば、その方法を検討することが一つの解決策です。
たとえば、塀や樹木を撤去することで、越境問題を解消し、売却をスムーズに進めることができるでしょう。
次に、越境部分を残したまま売却を進める場合、買取業者に依頼する方法もあります。
買取業者は、通常の個人売買と比べて迅速に対応してくれるため、越境問題を抱える不動産でも調整しながら手続きを進めてくれるでしょう。
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越境は、隣接する土地に対して境界線を越えている状態を指します。
また、売却時には、境界確定や覚書の作成など、慎重な対応が求められます。
越境している不動産を売却するためには、越境部分を取り除くか、買取業者を利用するなどの方法が挙げられるでしょう。
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