2025-06-17
相続した実家や、活用方法のない空き家の売却を検討するとき、重要となるのは価格です。
よく考えずに売り始めてしまうと、売れ残る可能性があるほか、希望より安くなって後悔してしまう可能性があります。
この記事では、不動産売却時に知っておくべき3つの価格、査定価格・売り出し価格・成約価格について解説します。
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査定価格とは、不動産会社が過去のデータや現地調査をもとに、約3か月で成約に至ると予想して出す見込み価格です。
査定方法には、簡易査定と詳細査定の2種類があり、簡易査定は対象となる不動産の情報や類似物件の過去データをもとにした機械的な方法です。
一方の詳細査定は、不動産会社が対象不動産を訪問し、実際に詳細を確認して査定をおこなう方法をいいます。
査定ではあくまで見込み値が出るため、必ずしもその価格で売却できるわけではありません。
しかし、いくらで売却すれば良いかわからないときは、査定を参考にすると良いでしょう。
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売り出し価格とは、不動産を売却する際の募集広告に掲載する売主の希望価格です。
必ずしも前述した査定価格で、そのまま売り出す必要はありません。
売り出し価格を設定する際重要となるのは、売却期間です。
査定は約3か月で成約に至るのを想定していますが、実際に売主がいつからいつまでに不動産を売却したいかが重要となります。
3か月よりも早く成約に至る必要がある場合は査定値よりも低く、3か月より長い期間をかけても問題ない場合は、査定値より高くしても問題ありません。
査定値を参考に、売主自身の希望や事情を加味して最終的な売り出し価格を決めましょう。
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成約価格は、売主と買主の間で合意して決めた、売買契約時の最終的な価格で、売り出し価格とは必ずしも一致しません。
その理由は、売り出し価格が査定や売主の希望をもとに決められたものであるのに対し、成約価格は売主だけでなく買主の希望も組んだものだからです。
買主が安く購入を希望して、交渉を求める場合もあります。
売主の希望も考慮されるため、大幅に安くする必要はありませんが、納得いくまでよく交渉・相談しましょう。
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不動産売却時には、まず不動産会社で査定価格を出してもらい、それをもとに売主の希望や事情も考慮して売り出し価格を決めます。
ただし、最終的な売買契約は買主と交渉し、合意を得たうえで決まるため、必ずしも売主の希望がすべて通るわけではありません。
3つの価格の違いを理解し、スムーズな不動産売却を心がけましょう。
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おたから不動産 メディア編集部
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