借地権付きの家を売るには?概要や売却方法と手続きの流れも解説

2025-07-08

借地権付きの家を売るには?概要や売却方法と手続きの流れも解説

家には借地権が設定されている場合があります。
土地を所有する方とは別に建物の所有者が存在しており、売るには売れますが、手続きが普通の不動産とは少々異なる点がポイントです。
そこで今回は、家の借地権とは何か、借地権付きの建物を売る方法とその流れについて解説します。

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家の売却に関わる借地権とは

借地権とは、土地を他人から借りるための権利を指し、3種類の異なる形態があります。
この権利は、状況に応じて選択されるため、土地活用や売却において重要です。
普通借地権は、土地を借り続けることができる権利で、更新するたびにその存続期間が少しずつ短くなっていく仕組みの権利となっています。
具体的には、初回の設定期間が30年であり、1回目の更新後には20年、さらに2回目以降の更新後には10年に短縮されることになります。
定期借地権は、その名称が示す通り存続期間が限定されている権利です。
最初に設定できる期間は50年以上に及ぶものの、契約更新は一切認められないという特徴があります。
旧法借地権は、存続期間が定められている場合とそうでない場合の対応が異なる点が特徴的です。
存続期間が定められている場合、建物が滅失すると土地を借りる権利も消失します。
一方、存続期間に定めがない場合には、たとえ建物が失われたとしても土地を借りる権利は引き続き維持されることになります。

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借地権の付いた家を売却する方法は

借地権付きの家は、所有者の許可なしには売却できないため、売却するやり方として次の3種類が考えられます。
1つ目の方法は、地主に建物を買い取ってもらうやり方です。
これでいけば、土地と建物の両方の所有者が同一人物となるため、シンプルであり本来の不動産の在り方ともいえるでしょう。
ただし、地主が建物の買取りに前向きかどうかは判断しかねます。
地主から底地を買い取ったうえで、借地権と底地をまとめて第三者へ同時売却する方法です。
この方法についても地主の了承を得る必要があるため、売却にこぎつける前にまずは地主を説得する必要があります。
3つ目は、第三者に権利を買い取ってもらうやり方です。
地上権であれば自由に売れますが、賃借権の場合は貸主に了承を得なければなりません。

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借地権の付いた家を売却する流れ

借地権付きの家であっても、売却の流れは一般的な不動産取引と同じです。
仲介役となる不動産会社を選び、契約を締結後、地主からの了承を得る独自ステップを踏んでから売り出します。
契約が締結されて決済が終わるまでの間に、地主に承諾料を払わなければなりません。

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まとめ

借地権付きの家は、一般的な不動産の売却とは少々勝手が違います。
とくに、賃借権を第三者に売ったり、地主に買い取ってもらうような場合は、それなりの利点を感じてもらえなければなりません。
地主との交渉も必要になってくるため、仲介者となる不動産会社は実績の有無で選ぶと良いでしょう。
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