2023-10-31
築40年になる一戸建ては、物件そのものの価値がほとんどなくなるため売却にコツが必要です。
また、不動産売却の際は売主側が支払わなければならない費用も存在します。
今回は、築40年の一戸建てを売却する方法や必要な費用、売却を成功させるためのコツについてご紹介します。
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築40年の一戸建ての場合、住宅を残して売却するよりも、一度解体して更地にする方が売却しやすい傾向にあります。
古い住宅を修繕しながら生活するよりも、新しい住宅を建てる方が魅力的に感じる方が多いでしょう。
一方で、土地に焦点を当て、古い住宅を付属の設備として扱い、古家付き土地として安く売却する方法もあります。
住宅の解体費用を買主が負担することで、土地全体の価格を下げて買い手を引きやすくします。
また、建物を残したい場合はリフォームをして、劣化した部分の修繕や新しい設備の導入をおこなうことで、使い勝手を向上させ、売却しやすくなります。
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一戸建てを売却する際、売主側からも支払わなければならない費用がいくつかあります。
具体的には、不動産売却の仲介を依頼した不動産会社への仲介手数料と、売却価格に応じた印紙代が必要です。
さらに、場合によっては登記費用、測量費用、税金などの支払いが発生することがあります。
住宅ローンを完済して物件に設定された抵当権を抹消するためには、必ず抵当権抹消登記が必要です。
また、不動産の境界が確定しておらず、隣地との境がはっきりしない場合は、筆界確定のために測量調査をおこなわなければならないこともあります。
最後に、売却した際の売却価格が不動産の取得費を上回り、利益が出た場合は、譲渡所得税と住民税の納付が求められます。
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築40年経過した住宅では、劣化によりさまざまな問題が生じる可能性が高まります。
これらの問題や瑕疵をすべて把握し、買主に正確に伝えることが理想的ですが、見落とされることもあります。
そのため、瑕疵担保保険に加入して、瑕疵によって生じた買主側の不利益を補填できる体制を整えておくことは、売却成功のポイントと言えます。
さらに、住宅を解体する前に、土地が再建築不可でないか調査する必要があります。
再建築が不可能な土地の場合、住宅を解体してしまうと新たに建築できないため、建物を解体せずにリフォームを検討する方が良いでしょう。
また、古い住宅ほど土地の境界線が曖昧なケースが多いため、測量調査などを通じて境界線を確定させておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。
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築40年の一戸建てを売却する際は、住宅の劣化を考慮に入れる必要があります。
そのため、場合によっては解体して更地にしたほうが売却しやすい可能性が高いです。
建物を残したまま売却する際は、瑕疵担保保険への加入やリフォームの実施をおすすめします。
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