2024-02-06
不動産売却を検討する際は、不動産の売却価格だけに注目するのではなく、そもそも売却できるかどうか確認する必要があります。
なかには、「アベスト」が含まれている不動産を所有している方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、アスベストとは何か、アスベストが含まれている可能性がある不動産でも売却が可能か、アベスト対策についてご紹介いたします。
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アスベストとは、石綿という名前でも知られる鉱物の一種です。
耐火性や断熱性などの優れた特性を持ち、戦後の高度成長期に建築資材として多く使われてきました。
しかし、アスベストが空気中に飛散し、吸い込むと肺や胸膜などに重大な影響を与えることが分かりました。
そのため、2006年以降から日本ではアスベストの新規使用が禁止されています。
このような理由から、アスベストが含まれている可能性がある不動産を売却する場合は、注意が必要です。
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アスベストが含まれている可能性がある不動産でも売却はできます。
しかし、これは、買主が同意をしたうえでの売却となるため、事前にアスベストが含まれている可能性がある、という事実を伝える必要があります。
また、アスベストの有無によって売却価格や交渉の余地が変わるので注意しましょう。
基本的に、アスベストが含まれている可能性があると、相場価格より低くなることが多いです。
また、売買契約時は、調査の有無を説明する必要があります。
アスベストの調査をおこなった場合は、不動産にどのくらいのアスベストが含まれていたか説明する義務があります。
調査していない場合は、正直にその事実を伝えましょう。
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まず、対策のひとつとして、アスベストの使用調査が挙げられます。
使用調査は義務付けられていませんが、買主にとっては安心材料になるでしょう。
調査結果は重要事項説明書に明記され、これは売買契約前に買主に物件の状況や契約内容を説明する文書です。
このように、アスベストの有無や対策状況を正確に伝えることで、トラブルや訴訟のリスクを回避できます。
また、対策として挙げられるのは、不動産会社へ直接買い取ってもらう買取です。
売れにくい不動産でも、買取であれば買い取ってもらえる可能性が高いためおすすめです。
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アスベストは、建築材料として使われていましたが、人体に有害であることが分かり、現在は新規使用が禁止されています。
アスベストが含まれている可能性がある不動産は、使用調査をおこない、その結果を買主に正確に説明することが重要です。
これにより、トラブルや訴訟のリスクを回避し、不動産売却の成功につなげることができます。
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