底地は売りづらいって本当?上手な売却方法や売却しやすい相手も解説!

2024-03-05

底地は売りづらいって本当?上手な売却方法や売却しやすい相手も解説!

所有している土地を他人に貸し出し、地代を得るという方法で土地を運用している方もいらっしゃるかと思います。
こういった土地は「底地」と呼ばれ、土地の所有者であっても自由に使用できず、地主さんは不便に感じていらっしゃるのではないでしょうか?
売却を考えている地主さんもいらっしゃると思いますが、「底地は売りづらい」という話を聞いたこともあると思います。
そこで今回は、底地を売却するメリットとデメリット、底地を上手に売却する方法について解説します。

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底地とはどのような土地か

底地(そこち)とは、借地権がついた土地です。
土地の所有者が使用者から地代をもらい、利益を得ています。
そのため、所有者の立場では貸地(かしち)、使用者の立場では借地(しゃくち)とも呼ばれています。
所有者と使用者の関係がある土地ですが、固定資産税や都市計画税の納税義務があるのは所有者です。
そのため、仮に借地人が賃料を滞納した場合でも、土地の所有者が税を納めなければならないのです。
ほかにも所有者が亡くなると、相続が発生して問題が複雑になります。
このようなリスクがあるため、売却しづらい土地とされています。

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底地を売却するメリットとデメリット

底地を売却するメリットは、固定資産税や都市計画税を回避できる点です。
地主は地代収入の額によらず、固定資産税や都市計画税を支払う義務があります。
そのため、地代収入が少なかったり借地人が滞納したりすると、苦しい中での納税や、さらには滞納に繋がりかねません。
しかし売ってしまうと、このようなリスクの回避が可能です。
一方でデメリットは、資産価値が低い点です。
土地に貸主と借主の複雑な権利関係があるため、買い手から避けられてしまいます。
ほかにも、貸主には土地の使用制限があり、自由に使えません。
このような特徴のため、売却価格は、更地だった場合の評価額の10~15%ほどになってしまうといわれています。

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底地を売却する方法

底地を売却するには、次の方法があります。
1つ目は、借地人への売却です。
土地を利用している借地人が、自分で土地を所有すれば地代の支払いが不要になります。
しかし、まとまった金額を払うよりも地代を支払う方が良いと考える借地人もいるため、必ずしも売れるとは限りません。
2つ目は、借地者と同時に、それぞれの土地の権利を第三者に売却する方法です。
借地権とセットで土地を売ると、買主は一般の土地と変わりなく、その土地を利用できます。
3つ目は、底地と借地権を等価交換してからの売却です。
地主と借地人が底地と借地権を部分的に交換すると、面積は小さくなりますが、両者が土地の所有権を持つことができます。
その結果、地主は一般の土地を相応の価格で売ることができ、借地人は自由に土地を扱えるようになります。

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まとめ

底地とは、借地権が設定されている土地のことです。
売却すれば固定資産税の納税義務がなくなる一方で、一般の土地と比べると、売却価格が安くなってしまいます。
上手な売却方法には借地人に売ったり、土地と借地権をセットで売ったりする方法があります。
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