2024-03-26
土地などの売却を検討している場合、土地や家屋に関する専門家に価値を査定してもらうことからはじまります。
このときに発行される「不動産査定書」の見方を知っておくと、売り手にとって有利な条件を持つことができるかもしれません。
この記事では、不動産の売却を検討している方に向けて、不動産査定書の見方や見るべきポイントについて解説します。
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不動産査定書という書類は、その名の通り不動産に対する価値を記した書類です。
土地の専門家が、立地や土地の広さ、建物の状況などを勘案して、課税評価額とは異なる土地や建物の価値を提示します。
この査定書は国が提示した鑑定基準に則った内容ではないため、法的な拘束力はありません。
しかし、他の査定員が提示した評価額の比較検討をするほか、売出し価格を決めるなどの使い道ができます。
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不動産を売却する場合、複数の専門家から査定書をもらい受けることが一般的です。
書式は決められておらず、それぞれの専門家によって評価するポイントは同じですが、記載内容を確認しなければ、売出し価格に不利な状況を作ってしまう可能性があります。
確認してほしいのが、所在地、土地や建物の面積、住宅構造、建築年月日などです。
これは、登記簿に記載されている内容です。
また、交通手段、評価ポイントも確認しましょう。
駅チカであることや買い物の利便性など、周辺環境に関する評価が記載されます。
売り出すための方向性にもつながるので、信頼できる不動産会社か見極めるポイントにもつながるでしょう。
最後に、査定結果もチェックしてください。
立地などを含めた現状の価値が提示されています。
査定結果を他社の結果と比較すると、売出し価格の交渉材料にもなるでしょう。
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間違いやすいのが、査定結果=売却(売出し)額となってしまうことです。
査定書は専門家が見た売却予想価格であり、あくまでも専門的な見解であると受け止めましょう。
複数社からもらった査定書に関して査定額に大きな開きがある場合、なぜそういう金額が出たのかを確認することも一案です。
不動産会社の実績や、レインズ(不動産流通機構の情報交換サービス)を確認しましょう。
当該エリアの売却額などを確認することで、売り手側が一日も早く手放せると考えられる売出し価格が浮かびあがります。
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不動産を売る際に確認すべき不動産の名義・状態・周辺環境について解説!
不動産査定書は、売却ための売出し価格を導き出すために使われます。
不動産会社と媒介契約を結ぶための決め手の一つになる書類ですので、査定価格以外の部分もきちんとチェックしましょう。
また複数の会社で査定額に開きが生じた場合、レインズにアクセスして周辺エリアの相場などを確認することも大切です。
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