2024-09-24
築年数が古い不動産のなかには、入浴のための設備がない風呂なし物件も存在します。
風呂なし物件と聞けば、古くて使い勝手が良くなさそうに思う方もいるかと思いますが、果たして売却はできるのでしょうか。
今回は、風呂なし物件のメリットとデメリット、風呂なし物件を売却する方法についてご紹介します。
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風呂なし物件とは、湯船やシャワーなどお風呂に入るための設備がない住宅のことです。
こうした物件のメリットは、屋内の間取りを広く活用できる点にあります。
湯船を設置する空間は、意外にも広く確保する必要があるため、屋内のスペースを圧迫したくない方にとってはメリットだといえるでしょう。
また、お風呂のための上下水道の配管を通す必要がないため、そのスペースも省略できます。
さらに、家で入浴することがないため、水道代やお湯を沸かすためのガス代の節約も可能です。
キッチンやトイレと並んで、綿密な手入れが必要な水場であるお風呂がないことで、掃除も楽になるでしょう。
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風呂なし物件のデメリットは、入浴のために銭湯に通う必要がある点です。
銭湯を利用するたびにお金がかかり、夏は道中が暑く冬は寒いため通いにくい場合があります。
また、お風呂がない場合は、そもそもお湯を沸かすためのガス設備がない場合も多いです。
そのため、水道から水しか出ない、カセットコンロがないと調理ができないといった不便さを抱えている場合があります。
売却の際は、その不便さと物件そのものの狭さから、同様の広さや間取りの物件の相場よりも安価になる可能性が高いです。
物件そのものの需要が低いため、なかなか売れず、売却期間が長引く場合もあります。
賃貸物件として活用する際も、賃料が安いうえ空室のリスクが高いです。
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風呂なし物件を売却するのは難しいものの、まったく売れないわけではありません。
空間を広く使える、生活費の節約になるといった風呂なし物件のメリットを強くアピールすれば、それを魅力に感じる相手に売却できる可能性があります。
また、近くに利用できる銭湯がある場合は、地図などの資料にまとめて一緒にアピールする方法もあるでしょう。
お風呂に関する代替案があれば、住んでいる物件にお風呂がなくても構わないと考える方もいるためです。
風呂なし物件は築年数が古く耐震性も低いため、建物を残すことにこだわりがないのであれば、更地にして売却しても良いでしょう。
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風呂なし物件には、間取りを広めに利用でき水道代やガス代を節約できるメリットがあります。
一方で、銭湯代がかかる、ガス設備がない場合がある、売却相場が低いなどのデメリットも少なくありません。
売却の際は、風呂なし物件のメリットを押し出すか、更地にして土地だけ売り出すのがおすすめです。
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