共有名義の土地を分筆する条件は?メリットとデメリットも解説

2024-12-03

共有名義の土地を分筆する条件は?メリットとデメリットも解説

共有名義となっている土地を、名義人各自の判断で売却したり活用したりしたいなら、分筆を検討してみましょう。
分割をしていない状態では何をするにも、共有持分を持っている方の同意が必要となり、自由な売却や活用ができなくなってしまいます。
この記事では共有名義の土地を分筆できる条件とは何か、そしてメリットや不利になるポイントを解説していきます。

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共有名義の土地を分筆できる条件とは

共有名義となっている土地を分筆できる条件は、まず分割できる最低面積を満たしているかどうかです。
分割した際の最低面積は建築基準法で定められており、0.01㎡未満になると分割できなくなってしまう点に注意しましょう。
次に、名義を共有している方たちの過半数が同意しなくてはいけません。
連絡が取りにくい相手がいると、同意を取るまでに時間がかかる可能性もあるため、分割する予定があるなら早めに連絡を取っておきましょう。
最後に隣地の所有者と連絡ができ、境界の確定に立ち会ってもらえるかどうかも条件に含まれます。
隣地の所有者と連絡が取れない、境界の確定に立ち会ってもらえないと、分割ができなくなってしまいます。

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共有名義の土地を分筆するメリット

共有名義の土地を分筆する利点は、共有状態から抜け出して単独所持になり活用などがしやすくなる点です。
ただ、分筆しただけでは単独所持にはならず、所有権移転登記をして単独所持にしなくてはいけません。
また自分の持分だけを売ると安くしか売却できませんが、単独所持になれば市場価格で売却がしやすくなるのもメリットです。
そして分割した場所ごとに違った地目で使用ができるのも、分割する利点になります。
地目が異なっていると家を建てられなくなるケースもあり、用途に合わせて小さく分割したほうが便利になる場合もあります。

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土地を分筆するデメリット

共有名義の土地を分筆する際には、共有名義になっている方の過半数が、分割に同意しなくてはいけません。
お互いの仲が悪かったり連絡が取れなかったりすると、過半数の同意を取るまでに、大きな労力がかかってしまうでしょう。
その他のデメリットとして、更地になっている場所を所有してしまうと、固定資産税が上がる可能性もあります。
固定資産税を減らしたいなら、分割した場所が更地のみになっていないか注意しておきましょう。
また、土地を分割してしまうと価値が落ちる点も注意しなくてはならず、利点だけに注目せずデメリットも把握したうえで判断してください。

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まとめ

共有名義となっている土地の扱いに困っているなら、持分を持っている方たちで分筆するようにすると、各自の判断で活用ができて便利です。
しかし、分割するには共有者の過半数が同意しなくてはならないなど、手間がかかる点は知っておきましょう。
単独所持となるように分割するかどうかは、分割できる条件や利点などさまざまな情報を把握してから判断すると安心です。
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