2024-12-24
自宅の売却を検討するなら、地形についての知識を持っていないと、どのくらいの価格で売り出すかの判断がしにくくなります。
自宅が建っている場所が袋小路になっているなら、地形の持つメリットや問題点などを把握し、そのうえで売り出し価格を判断しなくてはいけません。
この記事では袋小路とはどのような地形か、売却価格への影響や売る方法について解説していきます。
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袋小路とは出入口が1つしかなく、道路が行き止まりになっている地形です。
この地形が持つメリットは、行き止まりになっているため用事のある方しか訪れないケースが多く、知らない方が家の周辺を行き来する不安が少ない点です。
そして車の通行が少なく静かな環境になりやすいのもメリットで、静かな環境を求めている購入希望者が見つかりやすくなります。
この地形のデメリットとしては、車庫入れがしにくい、火災などの災害が起きた際に避難経路が確保しにくいなどがあります。
その他のデメリットとして、住宅周辺が暗がりになりやすくなって、防犯対策をしなければいけない点にも注意しなくてはいけません。
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袋小路にある家は評価額が低くなりやすく、売却価格も通常より低くしなければ売れないケースが多くなります。
家につうじる道路が接道義務を満たしていないと建て替え不可となり、評価額は普通の土地の相場より5割から7割ほど安くなってしまいます。
袋小路の土地に建っている住宅はリフォーム費用が高くなりやすく、住宅につながる道路が私道なら通行に許可がいるなどの点が売りにくくなる原因です。
リフォーム前提で購入を検討する方にとって、リフォーム費用が高額になりやすい地形は敬遠されてしまいます。
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早めに売却したいのに、どうしても購入希望者が見つかりにくいなら、内覧で良い印象を与えられるようにするのは重要です。
とくに水回りは内覧した方の印象に残りやすく、きれいにしておくと良い印象が与えられます。
また、接道義務を満たしていない土地なら、更地にしてから隣人に売る方法も検討してみてください。
土地を購入できれば面積が広がって全体的な価値を高められ、さらに土地を購入して接道義務が満たせるようになれば、さらに価値が高くなります。
そして再建築不可の土地なら、再建築が可能となるように接道義務を満たしてから売却する方法も有効です。
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不動産を売る際に確認すべき不動産の名義・状態・周辺環境について解説!
袋小路とは入り口が1つしかなく、道路が行き止まりになっている土地を指し、家を売却する際にはマイナス評価の対象となります。
袋小路にある家の評価額は通常の土地に比べて安くなり、暮らしにくさなどから売りにくくなってしまう点にも注意してください。
買い手が見つからないときは、更地にして隣人に売る、再建築を可能としてから売るなどの方法を検討してみましょう。
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